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田町駅が最寄りの『芝浦ゲートウェイクリニック』は、免疫力をみる血液検査、がん等の難治性の病気に対し、同種白血球輸注療法を行っているクリニックです。

コーヒー

こんにちは!

少し更新の間隔があいてしまいましたガーン
さて、今日はコーヒーについて書いてみようと思いますひらめき電球

コーヒーはアロマ効果も手伝って依存性をもたらし、飲み過ぎてしまうことがあります。

スウィーツと一緒に素敵なカフェでの一時はなかなか止められません(苦笑)
多忙な毎日を過ごされる人は特に、仕事の合間や休憩時間に飲まれることが多いですね。

私の友人に胸が痛くなって病院に行ったけど、コーヒーを止めたら治ったという人がいました。

1人だけではありません。カフェインは交感神経を刺激しますから、冠動脈が収縮してもおかしくありません。

栄養面からみると、コーヒーは水溶性の栄養素を尿に排泄させてしまうようです叫び

コーヒーについて調べてみると、カフェインはLDLコレステロール値を低下させるとか、脂肪燃焼を促進するとか、良いことも書いていますが、アメリカ初期の栄養学においてご活躍された、アデル・デービス氏の観察結果では、冠動脈疾患を患った人は1日5杯以上のコーヒーを飲んでいたというデータがありました。

どっちやねん???

ということで多少の混乱を感じ、もう少し調べてみました。

コーヒーの成分にはカフェイン、クロロゲン酸、カフェストール、カフェオール、タンニンなどがあります。

クロロゲン酸は最近注目の成分で脂肪燃焼効果がよく言われていますね。血糖の吸収も抑えられるのでサプリメントとしても出回っていたり、人気の成分ですねビックリマーク

コレステロール値を上昇させるものは何か?という疑問でもって調べると、出てきました。

カフェストール、カフェオール。

これは脂質成分で、抗癌作用もあるようですが、腸や肝臓に作用して、コレステロール分解酵素の働きを妨害するため、コレステロール値が上昇するそうです。この成分とパルミチン酸という物質が結合したものが、特に上記作用をもたらすようです。

特にフィルターを使用しないコーヒーで、カフェストール含有量が高まるため、エスプレッソ、フレンチコーヒー、トルコ・コーヒーなどの場合だそうです。

エスプレッソが多いイタリアでは、冠動脈疾患が多いというデータや、昨今北京大学での研究でも、ろ過されていないコーヒーで、摂取量に比例して総コレステロール、中性脂肪、LDLコレステロール値が上昇したというデータがありました。

インスタントコーヒーを調べましたが、カフェストール、カフェオールの含有は見つけられませんでした。
缶コーヒーには、風味のために、カフェストール、カフェオールが使われているものがあるようです。ブラックには含まれていませんが、乳化剤などが入っているコーヒー飲料には入っているものもあります。こういった物を好んで飲んでいると、脂肪燃焼効果も相殺されてしまいますね?

なるほど?  

クロロゲン酸の脂肪燃焼効果では3~6杯/日で心疾患のリスクが下がるとも言われています。しかし、入れ方にもよりますがそれだけ飲むとカフェイン量が増えて睡眠の妨げになる可能性があります。

カフェインは胃酸分泌を促進したり、利尿、交感神経刺激、覚醒作用があります。
カフェインの摂り過ぎは、夜間覚醒しやすいという研究結果もあるようです。

日夜ストレスの多い毎日を過ごされる方に、一頑張りしたいときには助けになるかもしれませんが、かえって交感神経を高ぶらせて体調を崩さないように気を付けたいものですね。

胃腸の調子が今一つ悪いが、一頑張り必要な時は、温かい緑茶がお薦めです。
カフェイン量はカップ1杯あたりで比較するとコーヒーより少なく、カテキンがリラックス効果をもたらし、胃に優しいです。

しかし、タンニンは鉄の吸収を妨げますので、貧血気味の人は生姜紅茶が良いかもしれません。同じくカフェインは、カップ1杯あたりで比較するとコーヒーより少なく、生姜の健胃、発汗作用、脳血流促進により、胃に負担をかけずにひと頑張りできますグッド!