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田町駅が最寄りの『芝浦ゲートウェイクリニック』は、免疫力をみる血液検査、がん等の難治性の病気に対し、同種白血球輸注療法を行っているクリニックです。

ビタミンK

こんにちは!芝浦ゲートウェイクリニックの中川です。

今日は基本の栄養素に戻ってみようと思います。

ずっと脂溶性ビタミンについてアップしていました。

ビタミンA,E,Dはよく聴きますが、ビタミンKについてあまり取り上げられないなぁと思いまして、色々調べてみました。

ビタミンKといえば、血液凝固に関与するくらいが一般的で、飽食の現代においてあまり注目されてないように思います。

私は以前、腰椎ヘルニアになったことがあるのですが、その時に骨を強化するために納豆を沢山食べていました。

納豆は、ナットウキナーゼという血液さらさら成分が有名ですが、その他に納豆菌からメナキノンという成分が作られます。

これはビタミンK2といって、微生物により産出される成分です。

メナキノンはオステオカルシンというたんぱく質に作用して、カルシウムが骨に沈着するのを助けます。

骨を支える筋肉が弱くなると骨が変形して骨を支えるようになってしまうので、日頃から筋肉を鍛えておくことはとても重要です!

また、筋トレや激しい動きで骨に刺激が加わることも骨の強化に繋がります。

指摘はされませんでしたが、ヘルニアの時の私のレントゲン写真は左側が潰れ、骨も何気にスカスカして見えました。

ご飯に煮干し粉の振りかけをかけたり、たんぱく質、ミネラルの補給の他筋トレ💪も行った結果ビックリマーク骨は驚くほど真っ白になり、骨の位置も戻っていました(*^▽^)/★*☆♪

骨粗鬆症と骨変形は関連していない訳ではないので、何れも運動と食事の見直しで改善が期待できます。

骨の石灰化の促進がなされるということは、逆を言えば動脈のカルシウムの沈着を防ぐということになります。

ビタミンKは動脈硬化を防ぐ栄養素でもあります。

高カロリーの肉、炭水化物に偏り、野菜が少ないというのは、こう言った視点からも注意が必要になります。石灰化は内臓でも起こり得ます。

さて、ビタミンKに戻って、ビタミンKは、K1とK2に分けられます。

K1は植物の葉緑体から産出されるので緑黄色野菜や海藻などに多く、K2は微生物により産出されらるので、発酵食品や腸内細菌によって作られます。

K1もK2も作用には差はないようです。

腸内細菌からは必要量の半分が産出されるので、腸内環境を整えるだけてかなり有効です。

子供が生まれて直ぐは腸内細菌が不十分なためK2シロップを飲ませて、消化管や脳内の出血を予防しますので、腸内環境を守る事は健康維持には相当意義のあることだと言えます。

栄養素を調べると面白いですね照れ かなり健康管理出来るようになりました。皆さんはどうでしょうか!?!?!?

少し、ビタミンKへの理解は深まりましたでしょうか??