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田町駅が最寄りの『芝浦ゲートウェイクリニック』は、免疫力をみる血液検査、がん等の難治性の病気に対し、同種白血球輸注療法を行っているクリニックです。

なぜ自費で高額な検査になるのですか?

保険診療内の血液検査とは同等ではないからです。

一例として、従来の病院で行われている血液検査は「数」を中心とした検査で、白血球や赤血球の「数」しか分かりません。しかし、顕微鏡で白血球や赤血球を見てみると、壊れた赤血球も1つと計算します。ドロドロ血液で代表的な連銭という連なったものもありますが、1つの赤血球として数えるのです。果たして働きは一緒でしょうか?そのような疑問から、当院では採血した血液の中から1滴、顕微鏡を用いて主に赤血球を撮影し、患者さんにご説明し写真をお渡ししております。これは、患者さん自身が自分の血液の形やサラサラかドロドロかといった事を目からインプットするためで、少しでも健康に対する意識づけができればと考えているからです。

健康保険を適応し検査すると項目に制限が出てきます。健康保険では、病気になったところや予測されることでしか検査が出来ないのです。そして、過剰な検査は減点され、病院側の赤字になります。その結果、全体を診ることができず、全体を診たいのならば自費になります。

当院は1度の採血でできるだけ多くの項目と全身を調べたいと考えています。がんを疑う時に調べたり、がんの術後の経過観察に使ったりする腫瘍マーカーという検査も、できるだけ「前もって」という観点からスクリーニング的に実施しています。腫瘍マーカーもどんどん進み、今では50項目近くもあります。その中で、反応のしやすいものを中心に各臓器に対して項目をセットしています。保険適応外の利点を十二分に生かしたいと考えているからです。

そしてもう一つ、私どもが長年研究している免疫機能の検査を実施しています。この検査は非常に値段が高く、以前は10万円以上もする病院もございました。当院では、全国の病院と協力し検体数(検査の数)を増やす事ができたので、その半分以下の費用で提供できるようになりました。今後、もうすこし安くなる事を願っています。
2018年以降、テレビ等で再び「免疫」が脚光を浴びていますが、その「数」と働ける(戦える)能力、つまり「質」を血液で調べています。免疫機能を調べる事で、がんなどの重篤な病状になってしまった時、手術や抗癌剤、放射線療法などの副作用にどこまで耐える能力があるかという判断材料にもなるわけです。

以上の背景から当院では、定期的な検査を推奨しておりますが、なによりも検査データが患者様に理解できる良き資料となるよう試行錯誤しています。検査データは医師のものではなく、患者様のものであり、的確に理解していただくべきだと考えていますので、病院でもらえる1枚の数字の羅列ではなく、各臓器別にその項目の意味やどれぐらいの異常なのかを絵やイラストを入れた検査ファイルとしてお渡ししています。当院の関係各位とも定期的な勉強会を通して、血液検査項目の内容や正しい知識の習得をお願いしています。