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田町駅が最寄りの『芝浦ゲートウェイクリニック』は、免疫力をみる血液検査、がん等の難治性の病気に対し、同種白血球輸注療法を行っているクリニックです。

バナナ大好き 2

バナナのポテンシャル

前回はバナナの種類についてお話ししましたので、今回はバナナの栄養について触れていきたいと思います。

 

バナナには、カリウム、マグネシュウムなどのミネラルが、たくさん含まれています。特にカリウムは、100gあたり360mgと他の野菜果物類の中でも抜きん出ています。カリウムには、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧やむくみの解消、スポーツによる筋肉痙攣など、バナナを摂取することで様々な効果が期待できます。

 

バナナに多く含まれているビタミンで、注目したいのはビタミンB群です。B1、B2、ナイアシン(B3)、B6、葉酸など、不足しがちなB群を手軽に補うことができます。ビタミンB群は、皮膚や髪、爪、粘膜、血球を造るのに重要ですし、糖質や脂質などのエネルギー代謝をサポートするのに必須です。

 

またバナナに含まれる糖質には、いろいろな種類の糖があり、体内でエネルギーに変わる速さが違うので、即効性と持続性を併せ持つ優れた糖質の供給源だと考えられています。

 

また、一緒に含まれている食物繊維により、急激に血糖値が上がらず、糖が脳のエネルギーになるのを助けるビタミンやミネラルも一緒に含んでいるので、集中力アップ効果も期待できます。

またあらゆるスポーツにも、糖代謝に於いて重宝されています。

 

 

バナナにはアミノ酸であるトリプトファンが多く含まれ、脳内物質セロトニンの原料になります。セロトニンには、精神安定効果、睡眠を促す効果、抑うつなどの効果が期待できます。トリプトファンを含む果物は、バナナ以外ほとんどないそうです。

 

バナナのポテンシャルの話で、一番したかったのは、「免疫」でした。しかし栄養の内容があまりに優れており、残念ながら「免疫」まで辿り着けなかったので次回に特集させてください。

次回「バナナと免疫」です。