ビタミンA
こんにちは!
芝浦ゲートウェイクリニックの中川です

久しぶりの更新になってしまいました

いつも思いつきで、一貫性のないようなブログになってます(  ̄▽ ̄)

久しぶりに北海道に帰ったのですが、丁度天気が悪く
20度を切っていました


とてもカラッとして過ごし良かったのですが、雨も降っていたので田舎の家族にとってはジメジメして不快だったようです。 異国に来た気分でした。昔はこれが当たり前だったんですがね・・・・(笑)
さて、私はこの数年、栄養と食事療法をメインにしたクリニックにおりましたので、そこから如何に免疫を上げていくかをせっせこと考えてしまいます
身体は日頃、食する物で作られていますしね


これから少しずつ日常で不足しやすい ビタミン ・ ミネラルについて、まとめていこうと思います。
今日は『 ビタミンA 』についてです

ビタミンAには、血液中ではほとんどレチノールとして存在します。
動物性食品からレチノールとして、レバー、卵、バター、チーズなど、植物性食品からはカロチノイドとして約50種類の黄色・オレンジ・赤色の食材、緑黄色野菜に多く含まれていています。
カロチノイドには種類がありますが、中でもβカロチンが最も多くビタミンAとして働き、小腸または肝臓、腎臓で分解されてからビタミンA(レチノイド)に変わります

ビタミンAは、粘膜や皮膚を正常に保つ他に強い抗酸化作用があり、癌の予防や改善、また視力の強化や改善という働きがあります。
また、カロチノイドは、強い抗酸化力と紫外線を遮断することで活性酸素から細胞を守ります。カロチノイドは他のカロチノイドと合わせると相乗効果があり、ガン予防に繋がります

トマトのリコピン、唐辛子のカプサイシン、鮭のアスタキサンチン、キャベツなどに多いルテインなどがそれです。
私たちの免疫に大きく関与していますね

ビタミンAは脂溶性ビタミンの為、取りすぎると過剰症が出ますが、βカロチンは必要量が体内でビタミンAに変換されると残りは脂肪組織に蓄積されるか尿中に排泄されるそうなので、ビタミンAを摂るには、βカロチンとして取り入れると良いです

記録としては、βカロチンとして、180㎎摂っても問題なかったとあります。
これは、人参100g(2/3本)で約6.8㎎なので、2.5㎏弱(約33本)に当たります。
ゲルソン療法というニンジンジュースを飲む療法で1日13回飲むというのがありますが、これだけでも結構な量ですね

効率よく摂取するには、油と一緒に摂る方が茹でるよりも吸収は良いです。
私は人参、大根、キュウリの千切りに天然塩や醤油と亜麻仁油等の植物油をかけて食べます
甘くて美味しいので好きです




夏は梅干し、カツオ節プラスで夏バテ
に良いです(今更ですが・・・・
)


因みに大根は葉の方がβカロチンが多いです

※大根には殺菌作用や酵素も豊富ですので、この効果を期待したい時は大根おろしがお薦めです
食欲不振、風邪ひいたときに最高に美味しい
→番茶に大根おろし、醤油。


是非、試してください。
きんぴらごぼうやほうれん草の油炒めも効率の良い摂り方ですね

カボチャは、調理に面倒くささを感じる人もいるかと思います。私は適当に切り、ご飯を炊く時にラップに包んで一緒に他の野菜も同じ様にして炊き、温野菜として食べます
電子レンジよりも旨み成分が逃げませんので、甘くて美味しいです
調理の工夫で自然の旨みを感じることができますよ
恐るべし、炊飯ジャー








後は好みで一工夫を

しかし、免疫に良いからといってこれだけしか摂らないと他の栄養素の不足症状が出てしまいますので、バランスの良い食事を摂らないとですね

それでは、また次回
