ローゼルって何だ?
クリニックの仕事関係で沖縄在住の方から、大量に植物の果実みたいな物が送られて来ました。
「今年は豊作でたくさん採れたから皆さんで」的なひと言が添えられて。
クリニック内で誰一人知っている者もいないので、ネット検索してみると、アオイ科の植物で花が咲いた後の実は食用になるとあり、ハイビスカスティーは、これを生や乾燥させて淹れた物だということが分かりました。一般的に知られている真っ赤なハイビスカスは観賞用で、食用ではないそうです。
抗酸化作用が強く、ビタミンCも豊富、アントシアニンがたっぷり含まれているので、眼精疲労にも効くとあったので、早速バリバリ千切って熱湯を注いでみると、美しい真紅のティーになりました。飲んでみると、フレッシュな果実味があり、柔らかな酸味がとても美味です。ちょっと私、ハマりそうです。市販のハイビスカスティーは、酸味が強くちょっと苦手だったのですが、ローズヒップとブレンドされている物を飲んだからではないかと思いました。
お茶以外には、ジャムにしたり塩漬けにしたり、そのままサラダに入れてもシャキシャキした歯応えと、優しい酸味がアクセントになってとても美味しいです。正直、最初に見た時は、かなり毒々しい赤の、奇っ怪な物に見えていたのに、美味しいと分かった途端に愛おしく見えて来るとは…私ってつくづくゲンキンな奴ですし、無知って損ですよね。送ってくださった方に心から感謝と、簡単に知識を与えてくれるネットと端末にも感謝です。
お料理アプリに、塩漬けしたローゼルをみじん切りして、ご飯に混ぜておにぎりにしていたのを見て、私、閃いちゃいました。まず、生で美味しいのだから糠漬けにしたらどうかしら?そして、それを細かく切っておにぎりにしてみようと。
大正解です。程よい酸味で歯応えも良く、糠漬けの乳酸菌による独特の風味と深みが増した味は、もう最高です。もちろん、おにぎりは美味しくて美味しくて2個もペロって食べちゃいました。太っちゃうかも…でも抗酸化作用とビタミンC、アントシアニンにプラスして、糠漬けの乳酸菌パワーで腸活したので、今日は大目にみることにします。
この季節なら、フレッシュも通販で手に入りますし、乾燥した物はいつでも売っているようです。
ご興味のある方は是非ローゼルを体験してみてくださいね!
2024年11月 スタッフ 高橋