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田町駅が最寄りの『芝浦ゲートウェイクリニック』は、免疫力をみる血液検査、がん等の難治性の病気に対し、同種白血球輸注療法を行っているクリニックです。

今年は乙巳の年です

さて乙巳年とは、どのような年なのでしょうか?

乙(きのと)は、十干の2番目で陰陽五行おいて木の陰のエネルギーを表し、植物が成長して広がっていく意味を持ちます。

十二支の中に於いて巳(み)は、十二支の5番目で蛇を表します。古来より蛇は豊穣や金運を司る神として祀られ、神聖な生き物とされて来ました。(ここでは蛇のネガティブなイメージには、触れずに進めます)たくましい生命力があり、脱皮をする度に体表の傷が治癒していくことから、医療、治療、再生のシンボルともされています。

この二つが合わさり、2025年の乙巳(きのとみ)は、成長と結実の時期となる可能性が高いとされ、これまでの努力や準備が身を結び始める時期を示唆しているそうです。

 

蛇というと私の場合、よく脳裏に浮かぶ図があります。自分の尾を噛んで円を作っている蛇で「ウロボロスの蛇」と呼ばれています。この図は、古代からいろいろな文化で使われていて、主に次のような意味を持っています。

永遠や無限

 始まりも終わりもない循環の象徴です。たとえば、季節の移り変わりや生命のサイクルを表します。

再生や変化

 蛇が脱皮するように、古いものが終わり、新しいものが生まれるという意味もあります。

自己の完全性

 自分自身の中で完結していることや、自己探求を象徴します。

見た目のインパクトもあって、神秘的で哲学的な考えをイメージさせるシンボルとして親しまれています。

ウロボロスは永遠の循環や再生を象徴します。「乙巳」の年は、新たな芽吹きと変化の年と解釈できるため、これを生命の循環として人々が過去の経験から学び、それを糧に未来を築くというテーマとして考えることが出来ます。また、ウロボロスを自然のサイクルに関連付けることで、地球環境や生態系の調和についても改めて深く考えさせられます。

 

新年、気持ちも新たにSDGsに取り組んでいきたいと、私個人として思いました。そして、医療、治療、再生のシンボルの巳年、我がクリニックも今まで以上に良き医療を提供していけますよう、スタッフ一同努力して参ります。

2025年1月 スタッフ 高橋